お知らせ
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2024年11月29日 衛星データが追加されています
11/22 追加分 ・【経産省事業】GRUS:34件(福井県) 11/26 追加分 ・【経産省事業】PleiadesNeo_パンシャープン:3件(福井県) 11/27 追加分 ・【経産省事業】Pleiades_地域実証_パンシャープン:2件(山口県) 11/28追加分 ・【経産省事業】STRIX_StripMap:15件(北海道 陸別7件、函館2件:富山県2件:大分県4件) ・【経産省事業】PleiadesNeo_パンクロマチック:9件(福井県) ・【経産省事業】PleiadesNeo_フルマルチスペクトル:9件(福井県) -
第3回公募は終了致しました
令和6年11月22日午後1時をもちまして、公募を締切りました。 -
2024年11月15日 衛星データが追加されています
11/7 追加分 ・【経産省事業】SPOT_マルチスペクトル:7件(福井県7件) ・【経産省事業】SPOT_パンクロ:6件(福井県6件) 11/11追加分 ・【経産省事業】Pleiades_地域実証_パンシャープン:1件(鹿児島県1件) -
2024年11月7日 衛星データが追加されています
11/1 追加分 ・【経産省事業】SPOT_マルチスペクトル:パンシャープン:パンクロ:2件(福井県2件) 11/5追加分 ・【経産省事業】SPOT_パンシャープン:_マルチスペクトル:_パンクロ:2件(福井県2件) ・【経産省事業】PleiadesNeo_パンシャープン:_フルマルチスペクトル:_パンクロマチック:2件 (北海道 苫小牧2件) 11/6追加分 ・【経産省事業】Worldview2/3:3件(北海道 苫小牧2件、山口県1件) ・【経産省事業】SPOT_マルチスペクトル:5件(福井県5件) ・【経産省事業】SPOT_パンクロ:6件(福井県6件) ・【経産省事業】QPS-SAR L1.1:15件 (北海道 釧路6件、羊蹄山4件、富山県2件、福岡県1件、大分県2件) ・【経産省事業】QPS-SAR L1.2、L1.3:各8件 (北海道 釧路各3件、羊蹄山各2件、富山県各1件、福岡県各1件、大分県各1件) -
第3回公募受付中です
・募集期間: 11月11日(月)~11月22日(金)13:00まで 詳細はこちらをご参照下さい。
OBJECTIVE
本事業の目的
近年、小型衛星の打ち上げ機会の拡大等により、衛星データの質・量が抜本的に向上しつつあり、防災、インフラ維持管理、農林水産業、交通、物流、金融・保険等の様々な分野において、衛星データを活用した社会課題解決が期待されています。
しかしながら、これまでに政府の衛星データプラットフォームに集約されている衛星データは、頻度・解像度・データ種別の各面で課題があり、特定地域のユーザーのニーズに十分に寄り添った形でのデータ提供が進んできませんでした。
こうした状況を解決するため、本事業では、経済産業省が地方公共団体・企業・団体からのニーズ情報の提供を踏まえ選定した地域において、当該地域等が抱える課題の解決に必要となる様々な商用衛星データを追加的に調達し、衛星データ以外の地理空間データも充実させた上で、衛星データ等を活用した課題解決のためのソリューション開発実証を集中的に行います。
BUSINESS
事業内容
本公募では、衛星データを活用した様々な産業の生産性向上にコミットする複数の地域において、ソリューション開発に必要な衛星データを課題・テーマを絞り一括調達したものを、衛星データプラットフォーム「Tellus」上で無料で利用することができる事業者を募集します。詳細は「公募要領」を参照の上、必要書類をご提出ください。
公募期間
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第1回
募集開始日:令和6年5月1日(水)
締切日: 令和6年5月17日(金)13:00必着
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第2回
募集開始日:令和6年8月5日(月)
締切日: 令和6年8月22日(木)16:00必着 -
第3回
募集開始日:令和6年11月11日(月)
締切日: 令和6年11月22日(金)13:00必着
DATA
提供するTellusのデータ
本事業では、衛星データプラットフォーム「Tellus」上で以下の衛星のアーカイブデータを無料で提供します。採択された事業者にはTellus QGIS(※)のアカウントが発行され、一定期間、Tellus QGIS上で提供された衛星データを解析することができるようにします。アクセスするためのPCやインターネット環境等の機器・通信環境はご自身でご用意ください。なお、提供するデータは変更になる可能性がある他、事業期間中に衛星データ種類が追加される可能性があります。
(※)QGISは、地理情報システムの閲覧、編集、分析機能を有するクロスプラットフォームのオープンソースソフトウェア・GISソフトです。Tellus QGISは、Tellus上で動作するクラウドのQGISになります。
データ提供を予定している
衛星データ
光学衛星
- 1.アクセルスペース「GRUS」
- 2.Maxar「WorldView」「GeoEye」シリーズ
- 3.Airbus「Pleiades」「Pleiades-Neo」シリーズ
- 4.Airbus「SPOT」シリーズ
SAR衛星
- 5.JAXA「ALOS-2」
- 6.Synspective「StriX」「StriX_SR」シリーズ
- 7.QPS研究所「イザナミ」「QPS-SAR」シリーズ
- 8.JEOSS「ASNARO-2」
その他、Tellusに搭載されている各種データをご利用いただけます。データの内容については、Tellus Satellite Data Travelerよりご確認いただけます。
Tellus Satellite Data Traveler
https://www.tellusxdp.com/traveler/
ご利用にあたり、Tellusのユーザー登録が必要となります。また、データの利用についてはデータごとの利用ポリシーをご確認ください。
衛星データの撮像地域
北海道、富山県、福井県、山口県、九州地方(熊本県、福岡県、大分県、鹿児島県、佐賀県、長崎県)
2023年度までにTellusに搭載した
衛星データ
2023年度までに以下の地域に衛星データを搭載しており、同地域において、いずれかの衛星データに本事業開始当初からアクセスすることが可能となっています。濃い青の四角形が衛星データ搭載範囲になります。(全ての種類の衛星データが搭載されているわけではないことにご留意ください。)
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北海道 (約1600シーン)
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富山県・福井県 (約1900シーン)
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山口県 (約400シーン)
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九州地方(約2400シーン)
EXAMPLE
過去の事例
事例01農業
2023年度
- 衛星画像を活用した農業関連行政手続きの効率化ソリューションの実証開発
- 衛星データを活用した作物の生育評価システム「GrowthWatcher」の、果樹・茶に適応する新バージョン開発のための検証
- 高性能衛星データから得られる日次植生指数による、農業支援を目的としたスマート農業サービスの検討
- 農林・防災行政に於ける一次スクリーニングの為の 衛星データ解析技術研究 (農地パトロールの調査圃場把握)
- 衛星データによる山口県宇部市における飼料用とうもろこし(子実用)の生育状況の確認と生産量の推定
- 衛星データとAIを活用したトウモロコシ生育監視と収穫予測
- 酪畜飼料の安定生産に向けた人工衛星画像実用性評価事業
- 農地排水性の定量的把握
- 転作確認支援ソリューション
- 衛星データを活用した米の収穫適期予測アルゴリズムの確立と成分分析の実証
- 農業行政における現地確認効率化サービス
- 熊本県における特産品農作物の高品質化を目指した予測情報開発
2022年度
- 飼料栽培時の土壌窒素量推定のための衛星データ活用による乳牛の乳房炎等感染リスクの低減
- 農地排水性の定量的把握
- リモートセンシングによる農地状況の判別
- 衛星画像を活用した農業関連行政手続きの効率化ソリューションの実証開発
- 耕作放棄ビニールハウス対策ソリューション
- 宇部市で生産しているパン用小麦「せときらら」の高品質化に向けた生産管理への衛星データ及びTellus運用検証
- 高性能衛星データを活用したスマート農業サービスの開発
- 宇部市における農政業務(農林振興課・農林整備課・農業委員会)で実施している農地調査への衛星データ適応
- 農地被害把握等
- AI画像認識技術を用いた農地区画(ポリゴン)の提供における事業化実証申請
- 衛星データを活用した作物の生育評価システム「GrowthWatcher」の、茶・果樹に適応する新バージョン開発のための検証
- 衛星データによる山口県宇部市における飼料用とうもろこし(子実用)の生育管理およびバイオマス量推定の検討
- 農業における衛星データ利用の検討
事例02森林管理
2023年度
- 農林・防災行政に於ける一次スクリーニングの為の 衛星データ解析技術研究(森林劣化把握)
- 温室効果ガス排出量とカーボンクレジットの モニタリングサービス事業
- 生態系の保全及び土砂災害の防止に向けた衛星データを用いた竹林分布の推定手法の研究
- 衛星データとデジタル流域地図を活用した流域の森林量・植生活性度スコア化開発実証
- 衛星データを用いた、森林被害(風倒木)の 検出アルゴリズムの開発
- 衛星データを活用した里山の持続的な保全計画に資する 竹林マップの作成
- グリーンカーボン促進サービス提供事業
- 持続可能な森林管理と花粉症対策のための統合型モニタリングシステム
- 衛星データを活用した樹冠検知による森林管理の業務効率化
2022年度
- 森林のカーボンクレジット算定を目的とした、時系列衛星データと、森林生態系多様性基礎調査を用いた林相区分と樹種の特定
- 光学衛星とAIによる樹冠検出サービスの開発
- 国内樹木伐採情報の可視化と連携した、輸出材木管理システムの構築
- 衛星データを用いた山口県宇部市の竹林分布の抽出
- 衛星データによる竹林探索
- 国有林、市有林などにおけるカラマツ、トドマツ等の樹種判別、資源量及び各個体の材質推定による植生調査業務の効率化
事例03海洋・漁業
2023年度
- 洋上風力発電事業に資するSAR衛星画像を活用した洋上風況測定の検討
- 高分解能光学/SAR 衛星データを活用した藻場、浅海域地形および水田の現況調査効率化
- SAR衛星データを活用したサーモン養殖適地判別
- 北海道沿岸に於ける、将来の赤潮予報への応用を目的とした、衛星データと漁獲データを活用した、検索エンジン(好漁場)の開発
- Jブルークレジット創出支援に向けた衛星画像の適用性評価事業
2022年度
- 有明海・八代海を実証地域とした赤潮発生モデルの作成ならびに赤潮予測・防止・把握および環境保全に関する利用実証
- 広島における衛星データを用いた牡蠣筏自動検出による船舶航行に関わる安全管理と牡蠣の生産管理
- 秋サケ定置網漁業被害抑制を目的とした北海道十勝地方における漂着流木の把握申請
- 沖合サーモン養殖への衛星データ利活用と「国際水産海洋都市構想」まちづくり推進支援
- 北海道沿岸地域の衛生データ活用による漁業活性化の模索
- 衛星データによる海面水温情報と定期船による実測表層水温の関連性検証とそれを元にした衛星データによる実測水温の推定
事例04河川管理
2023年度
- 海洋ごみ対策の科学技術立国を目指して ~市街のごみのホットスポット検出~
- 農林・防災行政に於ける一次スクリーニングの為の 衛星データ解析技術研究 (河道形状変化の把握)
- 大規模河川や道路工事における安全管理と仕事の効率化を目的とした広範囲の現場状況把握
- SAR 画像を用いて河川流域内の水分量分布を観測する技術の開発
- 衛星画像の AI解析による効率的な河道内樹木状況の情報管理・提供サービス
2022年度
- 国土交通省発注の河川工事における安全管理と仕事の効率化を目的とした広範囲の現場状況把握
- SAR 画像を用いた河川水表面積の観測技術の開発
事例05交通・経済活動
2023年度
- SAR衛星データとAIによる次世代モビリティサービスの実現性検証(渋滞や駐車場空き状況の検出)
- 冬期道路のデジタルツイン構築に向けたモニタリング機能の検討
2022年度
- SAR衛星データとAIによる次世代モビリティサービスの実現性検証(渋滞や駐車場空き状況の検出)
- マルチ光学衛星データによる車両検出および人流データを用いた商業・観光施設における企業エリアマーケティング活動(需要予測・競合分析等)への応用および質・価値向上
- 衛星データ・人流データ活用による全国の道の駅における時系列での駐車場利用率(駐車需給バランス)の推定、および駐車場キャパシティ見直しの示唆
- 衛星データを用いた道路状況の可視化およびレーンレベル渋滞の情報配信ビジネス
事例06都市計画・管理
2023年度
- 衛星画像と AI で実現する固定資産異動判読 サービス化に向けた実証
- 土地利用の現況把握と付加価値情報提供サービス
- 不法盛土と固定資産業務の課題解決
2022年度
- 衛星画像を活用した道路区線劣化度AI分析
- 土地利用の現況把握と付加価値情報提供サービス
- 高分解能光学衛星画像とAIによる固定資産異動調査効率化
- SAR衛星データを活用した重機検出による電力インフラの維持管理効率化
- 降雪地域での路面状況の監視によるロードヒーティングのエネルギー効率化
- 画像認識技術を活用した衛星SAR画像に対する建物検出の実現性検証
事例07防災・災害対応
2023年度
- SAR衛星データを使った高性能AIによる浸水域解析システムの開発
- 斜面崩壊リスクの可視化を目的とした衛星画像による検証
- SARおよび光学衛星データを用いた水害等の災害発生時における初期被害把握と被害想定を基にした支援物資の必要数量推定
- 衛星データを用いた自然災害発生時の実空間状況認識及び被害予測モデルの開発
- 生態系の保全及び土砂災害の防止に向けた衛星データを用いた竹林分布の推定手法の研究
- 不法盛土と固定資産業務の課題解決
2022年度
- 小規模ため池の状況把握
- SAR画像を用いたため池の水位モニタリング
- SAR衛星と地上データを使った高性能AIによる浸水域解析API
- 干渉SAR による土砂動態の抽出と発生要因の分析による新たな土砂災害リスク算出手法の開発及び3D-WebGIS を活用した土砂災害リスクの可視化
- 人工衛星を用いた災害時の避難誘導の実証
- 道路防災事業等での活用を想定したALOS-3による土地利用判読ツール
事例08エネルギー
2022年度
- 再生可能エネルギー情報提供システム(REPOS)における航空画像・衛星画像を基にしたAI分析による太陽光の導入状況
- 衛星データを用いた太陽光パネルの全量把握に関するアルゴリズムの開発
- マイクロ水力発電適地発掘への衛星データの適用
- 衛星データを活用した水力土木設備等の維持管理効率化検討
事例09その他
2023年度
- SAR 強度画像を用いた橋梁の変位量導出とその傾向分析
- 高解像度衛星画像を用いたタンチョウの営巣地推定
- InSAR を使って、線路の相対変位を求める
- 衛星データを用いたため池変状の検出
2022年度
- コンステレーション・小型衛星対応「自動 雲検出・影検出AIアプリケーション」
- 農林・防災行政に於ける一次スクリーニングの為の衛星データ解析技術研究
- 地方自治体の行政に密着した課題解決ソリューション
- 衛星データのメディア利用推進
- SAR衛星画像による高反射構造物と衛星マーカーとの比較
- 衛星画像データの活用×ケミカルテクノロジー
- 先進的衛星画像データの用途拡大に向けた超解像度技術およびカラー化技術の実証
- 複数衛星画像併用による時間分解能と広域観測性の向上
FAQ
よくある質問
衛星データの対象地域について
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利用できる衛星データの対象地域の範囲をもう少し詳しく教えてください。北海道、富山県、福井県、山口県、九州地方(熊本県、福岡県、大分県、鹿児島県、佐賀県、長崎県)の10道県であれば、離島を除き、どの地域も対象地域になります。
知的財産権について
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公募要領の「4.応募資格」「(3)知的財産権」及び同意書の【知的財産権について】に「衛星データのライセンスは経済産業省がエンドユーザとして登録されていますので、衛星データのライセンス規定を順守下さい。本事業では、既に応募者が応募の段階で所有しているアイデア以外、本事業で発生した知的財産権は一切保有できないものとします。無料で利用できる衛星データから派生したデータや情報を直接使っての商業活動は一切できません。」とありますが、ここでいう知的財産権の範囲について具体的に教えてください。「公募要領」及び「同意書」の知的財産権に関する記述の対象は、本公募事業で無料利用できる衛星データに関してのみとなります。本公募事業で無料利用できる衛星データをもとに応募者が得たノウハウや作成したプログラムについては、本公募事業は関与しません。
開発環境について
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Tellusの開発環境は使えますか。本公募事業において、Tellusの開発環境は貸与しません。本公募事業で採択された場合に使用できる無料衛星データを利用して、Tellus QGIS上で行える範囲を超えた解析をする場合は、株式会社Tellusから開発環境を別途ご購入いただく必要があります。
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問い合わせ先
一般財団法人日本宇宙フォーラム
衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業事務局
担当:今野・菊地
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